慈眼寺 四季のお便り 6月
~ 人と人の心を結ぶおにぎり ~

6月18日は「おにぎりの日」。文献として残っているおにぎりに関する最古の記述は、源氏物語に出てくる屯食(とんじき)。当時は蒸した米を楕円形に握っていたそうですよ。

ちなみに1月17日は「おむすびの日」。おにぎりとおむすびの違いについて広辞苑で調べましたら、呼び方が違うだけで同じものをさすそうです。この「おむすびの日」は、阪神淡路大震災でボランティアの皆さんがおむすびの炊き出しを行ったことにちなんで制定されました。東日本大震災時でも炊き出しのおむすびやおみそ汁に、人のぬくもりを感じ、元気をもらった方がたくさんいらっしゃったでしょう。一粒一粒のご縁が結ばれて作られる美味しいおむすびには、人と人の心もつないでくれる、そんなあたたかい力が宿っていると思います。

今月の塩沼大阿闍梨の一言

大自然と自分、大自然と心はつながっていますので、よいことも悪いこともすべて受け入れ、感謝をしなければなりません。 厳しい師匠や先輩もいましたが、それらの人々は、めぐりめぐって自分の成長のために仏さまがつかわせてくれた縁だったのだと思います。
山を下りて、実社会で里の行をさせていただき、自分の心に穏やかなものが生まれた今、人は回り回って人に迷惑をかけ、かけられ、互いに助け合って生きているということに、改めて感謝いたします。

塩沼亮潤 「心を込めて生きる」より

慈眼寺では当面の間、皆様の安全と、一日も早い新型コロナウイルス感染症終息を願い、護摩祈祷を中止することと致しました。皆様には大変ご迷惑をおかけ致しますが、ご理解の程、よろしくお願い致します。
尚、参拝者無しでの護摩祈祷は修法しておりますので、特別祈祷、護摩木は随時受け付けております。
通常の護摩祈祷再開につきましては、また改めて慈眼寺HPにてご案内をさせて頂きます。
四季のお便りは、護摩祈祷中止の間、第一、第二、第三金曜日と月に三回、公開をさせていただきます。