慈眼寺 四季のお便り 5月
~ いつもえがおで、ホッと一息 ~

新暦の5月は「卯月(うづき)」と呼ばれますが、他にも「清和月」という異称があることをご存知でしょうか。清和とは字のごとく、空が晴れ、のどかなこと。風薫る5月、慈眼寺がある秋保の里は生まれたての緑に包まれます。護摩供や参拝にお越しになる皆さまを拝見しておりますと、空や木々を眺め、にこにこと笑みを浮かべていらっしゃいます。

さて、立春から数えて88日目にあたる5月2日頃は「八十八夜」。
茶摘みの最盛期を控え、いよいよ新茶が楽しめると思うと、今にも若々しく瑞々しい香りがただよってくるようですね。

大阿闍梨は京都の清水焼の窯元にて毎年ひとつひとつ、湯呑みに手書きで思いをしたためています。今年の文字は「いつもえがおで」。お茶を飲むたび、この言葉を目にして、ホっとひと息。皆さまに笑顔になっていただけたら嬉しく思います。

湯飲みは慈眼寺札所にてお求めいただけます。また、全国への発送も承っております。(湯飲みは数に限りがございますので、あらかじめご了承下さい)

今月の塩沼大阿闍梨の一言

人は誰でも一人では生きていけませんし、それぞれに辛いことや苦しいこと、さまざまな迷いを抱えながら生きていかねばならない時もあります。

そんな時こそ、自分一人だけが苦しいと悲観的にならず、世の中にはもっと苦しい思いや悲しい思いをしながらも頑張っている人たちがいるんだと自分に言い聞かせ、みんな共に生きているんだという思いやりの心をもち、笑顔を心がけることです。

慈眼寺では毎月第1、第3日曜日の13時から護摩堂において護摩供を厳修し、塩沼大阿闍梨の法話がございます。今月は5月2日と16日に行います。